● 千葉市精神障がい者北地域家族会

                                               (通称:ファーム栗の木家族会)

社会福祉法人栗の木が運営する社会復帰施設の利用者の家族を中心とした家族会で,家族間の親睦,悩み相談,啓発などを目的としたものです。

毎月1回,当法人施設において,家族会例会(第2土曜日),家族交流会(ウッドデー / 第3木曜日)などが行われ,自由に参加できます。
当法人施設での各種催し,家族会の催し,行政及び家族会連合会,関連団体などが主催する催し,情報等随時伝達され,参加することが出来ます。

家族会例会の様子 家族会例会の様子
月一回行われる家族会例会の様子
 

入会は,当法人施設利用者の家族に限らず,受け付けています。会員の中には,他の家族会に所属している人もいます。
私たちは,一人でできることは限られています。共通の悩みを抱えている方が,共に手をたずさえていくことは大事なことです。ぜひ,当家族会への参加をお願いします。

家族会費

年額=300円/月×12ヶ月=3,600円
年度の途中入会の場合は月割りで計算します。

他に、家族会の全国組織である「NPO法人全国精神保健福祉会連合会」の賛助会に入会する場合は、年間3,000円(団体賛助会員)を払い込んで頂きます。機関紙・月刊「みんなねっと」が配布されます。

家族会メンバー 野口明美さん(仮名)の体験談

子どもが病気になったときは何をしても上手くいかず、私もいっしょにパニックになっていました。
日々の生活は、本人の気分を害する事ばかりで「音を立てないように静かに」と外からの刺激も遮断して息を詰めて暮らしていました。電話もファックスも掛けてもらわないようにしていました。通院、買い物、家に居るときずっと側についていないと不安になるので毎日毎日ぴったりと寄り添っている生活でした。
私のほうが限界になり家族会の例会に参加しました。同じ苦しみをもつ家族の方たちの近況報告を聞いて私は肩の力が抜けていき居場所を見つけた思いがしました。
その中でウッドデーという集まりがあると聞き、話を聞いてもらいたくて、参加しました。今まで心の奥底にしまい込んできた心配、不安、自分を責める気持ちなど、止まった時間が止まっていた時間が流れるように言葉がとまりません。
喜怒哀楽の感情的な言葉を家族会の方たちに受けてとめてもらえた安心感。本当に救われた気持ちになりました。私なりに一生懸命やってきたけれど親子が煮詰まりすぎて、苦しかったなあと素直に思えたのです。
病状は落ち着いてきても、調子の波はあります。でも今は悩みを打ち明けられる場所があり、ヒントをもらえる仲間がいてくれる。 心強い思いで感謝しています。

(写真は本文とは関係ありません)


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